野球肩
このような肩の痛みでお悩みを抱えていませんか?
- 投球動作の時に引っ掛かりを感じる
- 投球後に肩が痛い
- 肩の前方、後方、外側の痛みがある
- 痛みで肩が挙がらない
野球肩とは
投手によく見られるお悩みですが、バレーボール、テニスなどの肩を使うオーバーアームスポーツによく見られます。
肩の使いすぎ(オーバーユース)により過剰なストレスが加わることで骨や筋肉、関節包などの軟部組織が損傷します。
悪化すると日常生活で少し動かすだけでも痛みが走るようになります。
痛みの原因
①肩関節インピンジメント
野球肩の中でも、特に多いとされているのが肩関節インピンジメントです。
肩の中には、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋という4つの筋肉があり、この筋肉の集まりを腱板といいます。
この腱板が肩峰、靭帯、上腕骨にはさまれて痛みが生じるものを肩関節インピンジメントといいます。
肩を上げる動作で痛みや引っかかりを感じ、肩を上げることが難しくなります。
②腱板損傷
転倒や転落、重い物を持つなど肩に強い負荷が加わることで上腕骨や肩甲骨に付着している腱が損傷することを言います。
「痛みで腕が挙げられない」「夜痛みで目が覚める」などのお悩みが現れます。
③リトルリーガーズショルダー
成長期(11歳~16歳頃)の投球障害です。
投球動作の負荷により、成長軟骨(上腕骨近位の骨端線)の離開が起こって痛みが表れるスポーツ障害です。
そのままにしておくと痛むだけでなく成長障害につながる場合もあります。
④スラップ損傷
投球動作による繰り返しの負荷により、肩関節の上腕二頭筋を含めた上方関節唇が断裂したり剥がれたりする損傷のことを言います。
コンタクトスポーツで腕を引っ張られることでも起きる損傷です。
⑤ベネット損傷
投球動作により上腕三頭筋や後方の関節包に、繰り返しの牽引力が加わることにより肩の後方を痛める損傷のことを言います。
⑥動揺性肩関節の痛み
生まれつきの肩の緩みや、肩のケガ(脱臼)により、腱、筋肉、関節包に緩みがあり、肩関節に不安定性が見られる損傷です。
野球、バレーボールなどの肩を使うスポーツによく見られます。
なつめ整骨院ではどんな処置ができる?
なつめ整骨院では、痛みの状態に合わせて施術をさせていただきます。
痛みが強く出ている初期は、痛みを抑え傷ついた組織の改善を促進させる超音波による施術をメインでおこないます。
早期の痛み箇所への機能訓練により負担をかけてしまうと、悪化してしまう可能性があるため、肩や肩甲骨の柔軟性・可動域を向上させ、痛みの原因となる筋肉への施術をおこないます。
痛みが落ち着いてきた中期から、インナーマッスルのトレーニングを軽い負荷で開始し、後期では競技復帰に向けて投球動作などトレーニングの強度を高め、再発防止を目的とした施術をおこないます。
なつめ整骨院では、ケガ前よりもいい状態にすることを目標に施術をしていきますので、もし野球肩が疑われる痛みでお悩みの方がいましたら、ぜひ一度なつめ整骨院にご相談ください!